1) 趣旨
当法人が所有する土地を適切に管理しながら、地域環境の保護と教育、福祉や憩いの場として、また市民活動の場として広く一般に提供すると共に他の法人や行政等の公益活動に役立てるため土地を積極的に活用することで、地域社会の健全な発展に寄与する事業をおこなっています。
2) 事業
ア) 山林の保全及び活用事業
当法人では山林を多数(禁伐林含む600ha)所有し、下記の1〜7の通り山林を市民の活動や学びの場として有効利用に積極的に努めています。
1 小学校とその父兄による植林並びに撫育作業の体験の場として山林(2.23ha)を提供している。現在は緑の少年団が毎年樹の計測を行うと共に自然の大切さを学ぶ場となっている。
2 当法人所有山林内に存する高尾山は田辺市のシンボルとして市民からしたしまれており、当法人が中心となって道路整備を行い、市内小学校の遠足や市民の憩いのハイキング、また毎年、秋津野塾主催で行われる高尾山登山などの場として開放しています。
3 田辺市観光協会と連携して上秋津地区内の所有山林の管理道をハイキングや登山道として設置、県からも高尾山周辺を近畿自然歩道として指定され、県内外から多くの来訪者を迎えています。
4 当法人と地元地域並びに近隣の秋津、秋津川地区町内会とで奇絶峡整備委員会を結成して、多くの市民ボランティアと共に毎年県立公園奇絶峡の整備や清掃活動を行っています。
同委員会では、これまで滝のライトアップ照明や観光案内の看板を設置するなどの事業を行っており、当法人は近隣町内会とともに同委員会に資金を提供して、自然環境の保護と観光資源の充実を図っています。
5 村おこし活動として住民有志で結成した「上秋津を考える会」が、当法人の所有地を活用して住民の憩いの場である辺谷農村公園(0.95ha)を完成させた。現在公園の維持管理は住民有志と当法人で行っている。
6 高尾山人文字点灯委員会(上秋津を考える会から事業を引き継ぐ)では毎年盆と年末に高尾山山頂付近で「一文字」のライトアップ事業を行い、多くの方々に親しまれるとともに田辺市の風物になっています。
7 当法人は植林山の管理たけではなく自然林も適度の手入れを行い、治山治水や環境の保全に努めて里山としての機能を維持すると共に、所有する気絶峡並びに竜神山の二つの県立公園の保全と整備に努めています。
イ) 土地貸与事業
所有する土地を当法人が著しく公益性が高いと判断した以下の団体に無償若しくは廉価で貸与しています。
無償=田辺市立上秋津小学校(3807平米)
無償=田辺市の出先機関である上秋津農村環境改善センター(2385平米)
無償=地区会館等(789平米)
廉価=老人保健施設「あきつの」
その他.県林業センターに本シメジの栽培試験に土地を提供すると共に調査に協力している。
今後も様々な地域活動を支えるために積極的に土地を活用して、必要に応じて購入を行っていく予定であります。
〒646-0001
和歌山県田辺市上秋津2083-1
上秋津農村環境改善センター内
TEL 0739-35-0253
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